電気協同研究会に設置の専門委員会の活動状況 (平成18年度)

1. 配電系統接地設計合理化専門委員会
研究項目
配電系統の接地設計合理化
委 員 長
水 野 幸 男 (名古屋工業大学 大学院 工学研究科 教授)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 現行規定値制定に関わる背景調査
    A 接地技術及び工法の現状調査
    B 配電接地の合理化に向けた取り組み
    C 接地抵抗値管理手法の合理化及び今後の動向と課題の調査

 2) 活動内容
    @ 平成16年11月専門委員会を設置。平成17年度までに接地施工形態・接地工法と、測定・管理方法
       の現状調査、接地に関する電技解釈及び保守保安に関する経緯・背景調査を行うと共に、避雷器
      の単独接地系、連接接地系の比較のため、電中研・赤城試験センターで検証試験を行った。
    A 平成18年度は、検証試験結果等を基に、現行電技解釈を満足する避雷器の接地合理化と地中線
      の接地合理化の検討・取り纏めと、報告書の作成を行った。

 3) 活動状況
    委員会   2 回
     幹事会   5 回
     WG等    3 回

2. 電力用通信網管理システムの設計技術専門委員会
研究項目
電力用通信網管理システムの設計技術
委 員 長
小 鹿  哲 (東北電力 通信ネットワークセンター 所長)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 各社の通信網運用管理体制などの調査
    A 通信網管理システムの実態調査
    B 通信網管理システムに関する技術動向調査
    C 今後のシステム設計にあたっての考察
  
 2) 活動内容
    @ 平成16年12月専門委員会を設置。平成17年度までに各電力会社通信網の運用管理体制と、管理
      システムの実態を整理した。また、電力通信網管理システムを構成するための技術動向の調査を
      行った。
    A 平成18年度は、システム設計反映事項の検討と留意事項の整理を行うと共に報告書の作成を行
      った。

 3) 活動状況
      委員会   2 回
      幹事会   1 回
      WG等    9 回


3. 変電設備仕様国際化専門委員会
研究項目
変電設備の仕様国際化
委 員 長
仁 田 旦 三 (東京大学 大学院 工学系研究科 教授)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 変電設備に関する海外の環境条件・設計手法の調査
    A 国内における変電設備設計手法のレビュー
    B 仕様面の国内外の差異比較
    C JEC要求仕様の海外設計手法による技術要件の解明

 2) 活動内容
    @ 平成16 年4月専門委員会を設置。平成17年度までに耐震設計と、耐塩設計に関する海外規格の
      調査、文献調査を行うと共に、国内外ユーザーへのアンケート調査結果をもとに、耐震・耐塩設計
      の国内外の差異について定量的に評価した
    A 平成18年度は、耐震及び耐塩設計について、国内外で差異が生じている背景の調査を行うと共に
      、代表的な機器をモデルとして設定し、国内外の耐震設計手法にそった解析を行い、設計手法に
      よる違いを定量的に把握した。また、報告書の取り纏めを行った。

 3) 活動状況
      委員会   3  回
      幹事会   5  回
      WG等   28  回

4. 電力系統の解析技術専門委員会
研究項目
電力系統の解析技術
委 員 長
関  英 明 (東京電力 系統運用技術グループマネージャー)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 電力系統における解析技術の必要性
    A 系統解析技術の変遷
    B 系統解析技術の現状と問題点
    C 系統解析技術の将来展望

 2) 活動内容
    @ 平成17年6月専門委員会を設置。平成17年度は、国内外の系統解析技術と変遷の調査を行い、電
      力系統における系統現象のシミュレーション技術について、現状の解析手法と適応範囲・解析精
      度面から問題点を整理し、今後の方向性を明らかにした。
    A 平成18年度は、現状の問題点(計算精度と誤差要因等)を調査・解析すると共に、電力系統の複雑
      化や多様化に対応した解析技術の動向と今後の課題について調査・整理した。 また、報告書の
      取り纏めを行った。

 3) 活動状況
       委員会   3 回
       幹事会   4 回
       WG等    6 回

5. 地中送電用管路・洞道の保守技術専門委員会
研究項目
地中送電用管路・洞道の保守技術
委 員 長
吉 田 篤 哉 (中部電力 工務部 送電グループ長)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 管路・洞道設備の実態調査
    A 管路・洞道の設備異常
    B 管路・洞道の保守技術
    C 管路・洞道設備の運用技術(既設設備の活用技術等)

 2) 活動内容
    @ 平成17年5月専門委員会を設置。平成17年度は現状の管路・洞道設備の実態調査(開発経緯・設
      備構造の変遷と設備量の推移)の調査・報告を行った。また、管路・洞道設備の異常(設備異常の
      実態と設備の劣化メカニズム・異常要因)のアンケート調査を行った。
    A 平成18年度は、管路・洞道設備の異常に関するアンケート調査結果の集約と分析を行うと共に、
      巡視点検方法、異常管理方法、異常診断技術、補修技術、渉外技術など管路・洞道設備の保守技
      術の調査・集約を行った。また、既設設備の活用、不要設備の処理 など管路・洞道設備の運用技
      術の調査・集約を行った。

 3) 活動状況
       委員会   1 回
       幹事会   1 回
       WG等    9 回

6. 電力用変圧器改修ガイドライン専門委員会
研究項目
電力用変圧器改修ガイドライン策定
委 員 長
大久保 仁 (名古屋大学 エコトピア科学研究所)
研究概要
 1) 研究内容
     @ 油中ガス分析による診断手法の高精度化
     A 流動帯電に対する保守管理の高度化
     B 事故・障害発生時の対応方法検討
     C 変圧器ライフサイクル検討・改修ガイドライン策定

 2) 活動内容
     @ 平成17年10月専門委員会を設置。平成17年度は、事故・障害発生時の社会的影響が 大きい電
       力用変圧器に焦点をあて、技術面、運用リスク等を統合的に評価し、取替・修 理にあたり、考慮す
       べき事項・課題と、解決策立案に資するガイドラインの策定につい て明らかにすることを審議した
       。
       各種診断手法の調査・評価として、設備量調査、及び国内外の文献調査を行った。
     A 平成18年度は、油中ガス分析と流動帯電及び変圧器保守に関するアンケート調査の 実施・集約
       ・分析を行うと共に、油中ガス分析、流動帯電、事故障害影響度評価に関する 国内外の文献調
       査を行った。更に、流動帯電診断法確立を目指し、内部放電不具合が あった変圧器から経年プ
       レスボードと絶縁油を採取し特性調査を行った。また、モデル 系統においてハザート解析を行い
        、変圧器事故が系統信頼度に及ぼす影響度合いを 評価した。

 3) 活動状況
       委員会   2 回
       幹事会   5 回
       WG等   20 回

7. 水力発電所機器専門委員会(水力発電所機器据付検査基準)
研究項目
水力発電所機器据付検査基準の改訂
委 員 長
塩 崎 隆 幸 (東京電力 工務部 水力発電技術担当)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 水車、発電機、入口弁の標準据付手順
    A 据付検査の要点
    B 据付検査基準(検査項目と判定基準)
    C 据付に関する新技術、工場検査基準との整合

 2) 活動内容
    @ 平成18年10月専門委員会を設置。平成18年度は、水車、発電機、入口弁の型式別据付フローと検
      査項目・検査判定基準のメーカー推奨原案の作成を行った。また、現状の据付検査基準に対する
      電力会社の意見要望を整理し、新基準に反映する事項の抽出を行った。

 3) 活動状況
       委員会   1 回
       幹事会   0 回
       WG等    5 回

8. 自然災害に対する架空送電技術の動向調査専門委員会
研究項目
自然災害に対する架空送電技術の動向
委 員 長
小 門 俊 次 (関西電力 電力システム技術センター 次長)
研究概要
 1) 研究内容
    @ 暴風の現象、被害事例、解明技術、対策技術
    A 豪雨の現象、被害事例、解明技術、対策技術
    B 豪雪の現象、被害事例、解明技術、対策技術
    C その他自然現象の被害事例、対策等

 2) 活動内容
    @ 平成18年11月専門委員会を設置。平成18年度は、暴風、豪雨、豪雪、その他自然現象の影響で送
      電設備が被害を被った事故の調査を行い、その代表的なものは報告書等から詳細に調査・分析
      を行った。

 3) 活動状況
       委員会   1 回
       幹事会   0 回
       WG等    2 回

9. 配電設備保全技術の高度化専門委員会
研究項目
配電設備保全技術の高度化
委 員 長
藤 澤 孝 道 (関西電力 ネットワーク技術部長)
研究概要
1) 研究内容
    @ 配電設備の現状、事故発生状況、現場保全技術調査
    A 設備別劣化進展メカニズムと劣化診断技術の高度化
    B 効率的な保全データ分析と活用方法の高度化
    C 設備保全の高度化

2) 活動内容
    @ 平成18年12月専門委員会を設置。平成18年度は、配電設備の現状、事故実態、保全手法 の実態
      についてアンケート調査を行い、その結果の集約と分析を行った。

 3) 活動状況
       委員会   1 回
       幹事会   0 回
       WG等    9 回

10. 電力用通信における防災対応技術専門委員会
研究項目
電力用通信における防災対応技術
委 員 長
小屋敷 辰 次 (電源開発 経営企画部 IT・通信室 室長代理)
研究概要
 1) 研究内容
     @ 災害事例、防災対策、通信網等防災対応の現状調査
     A 通信設備の仕様、工事施工における防災対策ガイド
     B 災害時の通信網構成手段に関する対応事例と課題
     C 今後求められる対応に関する考察

 2) 活動内容
     @ 平成19年3月専門委員会を設置。平成18年度は、研究活動の範囲、研究スケジュール、作業会の
       運営方法等、調査・研究の進め方を審議した。
 
 3) 活動状況
       委員会   1 回
       幹事会   0 回
       WG等    0 回
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